お知らせ NEWS 2022.7

JSPM2022 優秀演題賞受賞!JORTC-PAL21

このたび、JORTCが臨床研究支援をさせていただいた『がん患者における腫瘍に因る中枢神経障害および末梢神経障害が原因の痛みに対するステロイド全身投与の有効性・安全性に関する多施設共同前向き観察研究(JORTC-PAL21)』(研究代表者:田上恵太先生)が、第27回日本緩和医療学会学術総会(JSPM2022;7/1-2 in 神戸)において、優秀演題賞を受賞されました。
ご協力いただきました患者の皆さまはもちろん、研究代表者 田上恵太先生、本研究に関わられたすべての研究者の皆さまに改めまして厚く御礼申し上げます。




□ 臨床研究概要 / メッセージ □

◆がん患者における腫瘍に因る中枢神経障害および末梢神経障害が原因の痛みに対するステロイド全身投与の有効性・安全性に関する多施設共同前向き観察研究(JORTC-PAL21)

A Prospective, Multicenter, Observational Study of the Efficacy and Safety of Corticosteroids for Tumor-Induced Central and Peripheral Neuropathic Pain in Cancer Patients.
≪研究代表者≫ 田上 恵太 先生
*科学技術振興機構
UMIN NO.000040584

以下はご発表者の田上恵太先生からのメッセージです。

◎ 田上恵太先生:研究代表者/研究事務局/JSPM2022発表演者
本研究は自身で初めて資金獲得・多施設共同研究の責任者を務めさせて頂きました。研究内容も本邦だけではなく国外でも標準的に行われているもののエビデンス構築がされていない治療法であり、大きな意義を感じています。JORTCに厚いご支援を頂き、本研究は無事に患者さんの登録を終え、日本緩和医療学会学術大会で発表させて頂くことが出来ました。優秀演題賞を頂くことが出来て口演する機会を頂いただけではなく、ポスター発表では非常に多くの方に足を止めて頂き研究成果をご覧頂けました。今後は論文化を進めてまいりますが、今後も研究グループで緩和ケアの質の向上に貢献できるよう努力してまいります。ご協力いただきました患者さま、JORTCの皆さん、共同研究者の皆さん、ありがとうございます。






掲 載 日:2022年7月11日
最終更新日:2022年7月11日